鈍った体に渇を入れる!<後編>
2009/09/13

前回の続き・・・・・
暴れますよー
さて、ロッドエンドも確認し、久しぶりのヘビータックルでのシャクリです。
うーん。やっぱり重いですね−。
ライトタックルのようにスピードをつけてはシャクれませんので、リズムをもってシャクルようにします。
腕だけでシャクルのでなく、体全体を使ってシャクルのですが、これはまさに全身運動。プチヒンズースクワットです。
それでも、最初は心配に思っていたシャクリでしたが、リズムが取れてくると1日中シャクれるような気がしてきました。
何回か、その筋のポイントを攻めていると、来ました。来ました。サメです。
もちろん、全然、お待ちかねではありませんよ。
通常の釣行では、全く歓迎されない相手ですが、今日は歓迎こそしませんが、それほど嫌がらず、ファイトに打ち込めそうです。
ヒット直後、サメは大きく首を振ります。
ロッドが上下に煽られるほどで、「今から暴れますよー」の前ぶれです。
今回は、バイト後少し走りましたが、その後はこちらの様子を伺っているようで、ジリジリとラインが出ていきます。
重いです。
『さー。いつでも、OKだぞー』
と、気合いを入れていきます。
しばらく様子を見ますが、あまり長い時間、重さに耐えるのは体力的に不利ですから、早いところ勝負を掛けていくことにします。
その後は、ビデオの通り、走っては寄せ、走っては寄せの繰り返し。
大きく寄せるのではなく、小さく素早く、常にプレッシャーを掛けていくようにポンピングしていきます。
それにしても重い。ドスンドスンと来る走りの重さ。
イソマグロの大型とは言え、こーいう重さはありません。
大きく強いプロペラで、グングン進むような感じで、尾びれを素早く動かしながらスピードを稼ぐイソマグロは、突進力は素晴らしいですが、それも最初のうち。最後までトルクフルなサメの走りとは全く違います。
気合いのお陰か、どうにか10分弱で、サメの顔を拝むことが出来ました。
1.5mほどの、グレーリーフシャークでした。重さは35kgほどはあるでしょうか。
しかし、リリースし終わった後はヘロヘロ状態です。ドリンクを飲んで休憩しますが、汗はびっしょりで、しばし放心状態。
腕は、まだピクピク細かい痙攣をおこしています。
『やっぱり、サメは効くなー』
改めて実感した次第です。
その後は、ポイントを変え、ライトタックルで、小さなイソンボとツムブリを1匹づつあげ、再びサメの巣窟に戻って、初回より少し大きめのサメと戦い、本日は早めに終了。
この時の様子をビデオで見る
遙か彼方で跳ねるもの
いつもは、そのまま帰るのですが、今日は港までの道のり、のんびりとトローリングをしながら、潮風にあたりながらクールダウンすることにしました。
ブルーヘブンL12にトローリング用のルアーをつけて流します。
衝撃に弱いPEラインなので、ドラッグはゆるめにセット。
静かなブルーヘブンではヒットしても音がしませんので、常に気に掛けなくてはいけません。
と注意していたつもりでしたが・・・・
放心状態の後、ぼーとしながら運転していたのでしょう、ふとリールをみると、スプールに巻かれているラインがやけに、少なくなっています。
『おや?』よく見ると、ラインが音もなく出ているではありませんか。
「ヒッ、ヒット」
ボートスピードを落とし、リールに駆け寄りドラッグを規定値に。それでも、ラインは出ていきます。
『おー、すこしいい型かな』
ラインの先についているであろう魚を探すと、遙か彼方で何やらはねている物が。
『うひゃー。あんなに遠いや』
ゆうに300mは出ています。仕方なく、ボートを完全に止め、ただひたすら巻いていきます。
途中、走りますが、あまりパワーを感じない走りで、魚もすでに疲れているのか。
あと、50mほどになったところで、突然、魚が跳ねましたが、海面をぺタン、ペタンと元気のない”跳び”をしています。
ワフー(オキサワラ)にしては体高があるなーと薄暗くなってあまりよく見えない魚をただただ引き寄せ、5mほどまで寄せると、魚の姿がはっきり見えてきました。
なんと、マカジキ(ストライプマリン)の子供ではありませんか。
ビル(とんがったくちばしのような、角のようなもの)は短く、体長は80cmほど。
『かわいいーなー』と、一瞬リーダーを引き寄せる手を止めた瞬間、フッと軽くなり、そのままマカジキ君は海に消えてしまいました。
『しまったー』
せっかくなので、ツーショットを撮りたかったですが、まー、これはこれで良かったんでしょう。
にが笑いしながらルアーを回収し、帰路についたのでした。
鈍った体に渇を入れる!<前編>
2009/09/04

あえてサメと対決する
先日のライトタックルジギングで、肩慣らしができたので、今回はかなりハードに、この鈍った体に渇!を入れるため、自虐的ではありますが凶暴なサメを相手にすることにしました。
その重さとパワーでは、3日間筋肉痛でロボット状態となってしまうほどの相手です。
大型イソマグロへのトレーニングにはもってこいで、その筋のポイントに行けば、体力が続く限り1日何回でも相手になってくれるので、練習相手としては申し分ないです。
潮加減を見て昼頃に出港。音楽もハイテンションな曲で、ヒートアップさせます。
ポイントまでは約50分。
サイパン島近くは潮のぶつかり合いで少々バタバタしましたが、行程の半分ほどまで来ると静かな海面となりました。
久しぶりに来たこのポイントもとても静かです。
ここは特にグッドサイズのキハダが採れるポイントですが、サメもよくヒットするので、どちらかというとお客様には不向きなポイントで、最近では私自身もあまり来る事はなかったですが、サメと戦いたかったら、ここが一番のポイントです。
ポイントに到着し、いつものように腹ごしらえをしながら、ポイントの観察です。
まずは前回のライトタックルジギングで挑戦です。
あのミニヘブン、あんななりしてかなりタフ。ちょとしたサメぐらい平気でリフトアップしてきます。
タックルが軽いのでシャクリも疲れません。
まずは一番浅い所を攻めて、ちょっと小物でも。
でも、サメが来るんだろーなーと予想しながら、ジグを落とします。
浅い所から、すこしづつ深い所へ移動して、ちょっとしたドロップを流した時一瞬フワーっと軽くなって、ガツ、フワーという反応がありました。
すかさず大きくアワセます。と、その瞬間ビーーーーーーーっと走り出しました。
おーー、この走りはイソンボではないかーと。
ジンバルハーネスにロッドエンドを刺して、走りに耐えようとしましたが、なんとロッドエンドにキャップが被っていて入りません。キャップを外そうにもしっかりはまっていて片手では外れそうにもありません。
今回も、私一人での釣行ですから、何とかしなければいけないのですが・・
ちょっとしたイソマグロの走りにはキャップエンドではアザが出来るほど痛いので、ジンバルベルトがないと、まともにファイトできません。もちろん、ジンバルベルトにはバーが絶対に必要です。
それにしても、何という、マイナートラブル。
これではガンガン引っ張るイソンボに対抗したくても、ロッドの支点がしっかりしないので、まったく力が入りません。力を掛けるとポロって外れてしまい、なんとも情けない格好でファイトしています。(写真がそうです)
準備が悪いーと反省しながらも、後の祭り。
何回か目のロッドエンドが外れた瞬間、ラインテンションも軽くなり、それっきりとなってしまいました。
ジグを取られてしまったので、ラインを回収してポイント変更。
今度はヘビータックルのブルーヘブンL12を使用。ラインはダイニーマー5号。
このクラスならドラッグは9kg以上入れられますので、かなりの手応えになってきます。このドラッグを鳴かせる事が出来る奴でしたら、それはグッドサイズです。
といっても、ブルーヘブンはドラッグが鳴くなんて事がなく、いくらラインが出ても、ただ静かに唸る程度なんですが。
もちろん、今回はロッドエンド確認済みです。
次号に続く
復帰!ライトタックルジギング編
2009/08/23

サイパン復活ジギングを予定していましたが、しばらく海況が悪く(海に出られないほどでもないのですが・・)この機会に出来る用事は済ませてしまおうと、エンジンの修理を集中的にやっておりました。その間、熱低ができては過ぎ去っていきました。
それから2週間ほど過ぎた頃、やっと青空と平らな海が見えてきましたので、まずは近場のライトタックルジギングへ行くことにしました。
今回も海は穏やか、風もほぼ無風とベストコンディションです。
潮汐表での潮の動きはやや甘く風がないので、潮周りはあまり期待できませんが、それなりの反応はあるだろうと気軽な気持ちで出かけました。
本日のメインポイントを決めるべく、港から15分ぐらいのポイントで潮具合と魚の活性具合をチェックします。
そのポイントに着いて、”ではさっそく”と思いましたが、腹が減っては戦ができぬで、ここはまず腹ごしらえと、かなり遅い昼飯を食べました。
自作弁当をあれこれ評価しながら、海の状況を観察しつつ、本日の攻略を考えます。
ついでに、どろどろのスピードで近くの海底状況もチェックしちゃいます。海が静かなので海底リサーチにはうってつけです。
落ち着かない食事が終わると投下ポイントへ移動し、ポイント近くで本日のタックルの確認。
今回はルナテックオリジナルレンタルロッド5FTを使ってみます。
リールはお気に入りのミニヘブン、ヨーズリダイニーマPE4号と100Lb+マンユウリーダー。
ジグは120gシングルフック
いつもの投下ポイントから、少しはずれての第一投。水深70m。
案の定、久しぶりのシャクリですので、まったくリズムが取れません。
仕方がないので、ヒットはあきらめて、1,2,3と声を出しゆっくりリズムを取りながら、ロッドとリールのタイミングを合わせながら巻いていきます。
しばらく練習すると、帰国前の切れ?のあるシャクリになってきました。
これなら、ヒット間違いなしです。
しかし、その後、なんの反応もなく、時間がただ過ぎていきます。
何度かポイントや深度を変えた時、ゴツンとあたりがありましたが、乗らず。
『どれどれ』とジグを回収して、傷具合を確認。
うーん。イソマグロの歯形がジグの目の下あたりから縦にばっちり付いています。
魚はボートの下で泳いでいるようですが、活性が悪いので、もう少し潮が動くまでの間、本日のメインポイントに移動することにしました。
15分ほど、移動してポイントに到着です。
魚探ではベイトの反応がはっきりあり、その周りにぽつりぽつりとターゲットの反応が。
しかし、魚探に映っているからといって、必ず来るとは限らないのが釣りの難しいところです。
さっそくジグを落としますが反応がありません。
潮が少し動いてきたので、ジグを150gに変えてみます。水深も100mを超えるあたりを狙います。
何度か落としているうちに、ガツンと当たりが。
水深100mほどのヒットなので、一瞬キハダを期待しましたが、この引きはカツオ!?
途中軽くなったりして、一瞬ヒヤリとしましたが、ほどなく銀色の陰が現れ、螺旋状にスマガツオが上がってきました。
その後、連続してスマカツオが釣れ、一匹だけ今晩のおかずとさせて頂きました。その後は、赤い魚のオジロバラハタ、ニショウサバ、小さいイソマグロと、飽きない程度に小物のヒットが続きました。
日がすっかり傾いてきましたので、最後に新ポイントで中物を試しますが、すでに潮が止まってしまって反応なしで本日は終了となりました。
久しぶりのサイパンライトタックルジギングでいい汗をかくことができました。
港までの帰り路、日焼けした肌に海風がとても気持ちよかったです。


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